制汗スプレーは使用するとさわやかで汗がひく感じがありますが、ひんやりしているだけで本当に効いているの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では制汗剤のタイプ別の違いや、制汗スプレーのメリット・デメリットをご説明していきますので、制汗スプレーって本当に効いている?と少しでも思われている方は、ぜひ参考にしてください。
制汗剤は使うタイミングと目的で選ぼう
ドラッグストアの制汗剤売り場には、今やスプレーだけでなく、クリームやスティックなどさまざまなタイプのものが揃えられています。
まずは、制汗剤それぞれのタイプ別の特徴をご説明していきます。
スプレータイプの制汗剤
制汗剤の中でも長い歴史を持つスプレータイプの制汗剤は、手が届きにくい背中でも使いやすいのが特徴です。
脇だけでなくあらゆる部位に使用でき、殺菌成分がメインで入っていますので、汗をかく前と後どちらでも使用可能です。
汗を流れ落ちにくくする働きもありますが、汗っかきの人にとってはクリームタイプと比較すると、制汗効果はやや劣る可能性があります。
クリームタイプの制汗剤
クリームタイプは密着性が高く、汗をかいても落ちにくいのが特徴です。
ただし、手にとって塗る必要があるので、手を汚したくない方には向かず、汗をかくまえに使うことが多いです。
スティックタイプの制汗剤
スティック状になっている固形タイプの制汗剤です。
主に脇に使用することを前提とした制汗剤で、ベタつかず効果が長持ちしやすいのが特徴で、汗をかく前に使うことが多く、全身に使うのには向いていません。
ロールオン
液体タイプの制汗剤で、こちらも汗をかく前に使用するのが基本です。
制汗剤の中でもとくに汗を抑える効果が高いですが、全身使用には向いておらず、主に脇へ使用します。
シート
汗をかいた後に使うもので、脇だけでなく全身に使用可能です。
汗を拭き取りながら臭い対策もでき、爽快感が強いものが多く、ほてりの対処としても使用できるアイテムです。
制汗スプレーのメリットとデメリット
この章では、制汗スプレーを使うメリットやデメリットをご紹介します。
多くの制汗剤が汗をかく前、つまり汗臭いと感じる前に使うアイテムとなっていますが、制汗スプレーは、汗をかく前と後のどちらでも使えるのが特徴です。
外出前にスプレーしておけば汗や臭いの予防に、汗をかいた後に使えば爽快感を得ながら臭い対策ができますが、制汗スプレーは他の制汗剤にはない意外なデメリットがあります。
以下に記載しますので、ぜひ参考にしてください。
制汗スプレーのメリット
制汗スプレーのメリットは、とにかく広い範囲に使いやすいということで、脇だけでなく足や腕、背中やお腹とほとんど全部の部位に使えます。
広範囲をカバー出来るのでコストパフォーマンスが高く、清涼感も強いため、汗をかいた後に体を冷やす目的で使うことも可能で、ロールオンタイプやシートタイプと違って、全身に使えるのが大きなメリットです。
- 全身に使いやすい
- 清涼感が高い
- 手軽に使える
制汗スプレーのデメリット
制汗スプレーのデメリットは、スプレー缶自体が大きく携帯するには少しかさばることと、他の制汗剤と比べると肌への密着度が低く、制汗剤の効果が短いことです。
また、五味クリニック院長の五味常明医師によると、制汗スプレーを全身に使うことで、体温調節機能が低下してしまう可能性があることも危惧されています。
全身に使いやすい制汗スプレーですが、メリットだけではなくデメリットも少なからずあることを理解して使うようにしましょう。
- 制汗効果の持続時間が短い
- 体温調節機能が低下するリスクがある
- 香りが周りに広がりやすい
- かさばるので持ち運びに不便
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いつも良かれと思って使っていた制汗スプレーにもデメリットがあると知って驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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まとめ
制汗スプレーは全身に使いやすく爽快感があることから、手軽に使える制汗剤として人気です。
しかし他の制汗剤と比べると肌への密着度が弱いので効果があまり持続しません。
制汗スプレーの成分は汗を抑える成分よりも殺菌成分がメインですので、どちらかと言えば汗の量が少ない方向きのアイテムであると言えます。
汗臭いのが気になる方は、制汗スプレーだけでなく汗そのものを抑えるロールオンやスティックタイプのもの、汗を拭き取るシートなどを併用するのがよい方法であると言えるでしょう。