ワキガ治療にも用いられるボトックス注射とは?効果と注意点を紹介

多汗症や臭い対策の一つとして「ボトックス注射」という治療方法があります。

しかし、ワキガ体質を改善する方法として効果的なのでしょうか。

今回は、ワキガ治療でも用いられるボトックス注射による体への影響や症状への効果、ワキガ体質の人が注射を受ける場合の注意点をご紹介します。

ボトックス注射とは?

「ボトックス」とは、ボツリヌス菌という毒素を加工した薬のことで、体内に注入すると、その部分にある末梢神経の働きを抑制し、筋肉を緩めたり汗腺を鈍くさせます。

ボトックス注射は、もともと顔面麻痺の治療などに使われてきましたが、現在ではシワを改善さ せる効果が期待できるということから美容整形でも一般的な施術として利用されています。

汗腺を鈍くして発汗を抑制できる効果があるので、汗のお悩みに関しては、多汗症治療を目的に治療項目を設置しているクリニックが多くみられます。

施術時間と費用相場

ワキガ治療でボトックス注射を使用する流れはごくシンプルで、わきに注射をするだけです。

施術は5~10分ほどで終了し、術後はダウンタイムもなく施術当日からシャワーを浴びることもできます。

副作用として軽い内出血が起こる可能性はありますが、施術時の痛みはほとんどありません。

施術をするクリニックによって費用が異なりますが、相場は両わきで8万円前後を見込んでおくといいでしょう。

術後のダウンタイム(回復までの時間)のせいで仕事を休んだりセーブしたりできない、なかなか時間がとれない、費用をかけられないという人にボトックス注射のニーズが高まっています。

ボトックス注射のワキガ改善効果は?

ワキガ臭の原因成分が分泌されるアポクリン腺は、アドレナリンによる情緒刺激で発汗します。

一方エクリン腺は、アセチルコリンといった神経伝達の働きによって主に体温調節のために発汗します。

ボトックス注射は、神経の動きを抑制する働きがあるため、エクリン腺に対し大きな制汗効果を発揮します。

ワキガ治療としてのボトックス注射について言うと、ワキガ臭の原因となるアポクリン腺にはほぼ効果はありません。

しかし、ワキから出る汗の量は軽減できます。
結果として、ワキガ臭を抑制できる、という点で改善は見込めるでしょう。

ボトックス注射の注意点

わきにボトックス注射を施すと、主にエクリン腺の働きが鈍るため、わき汗の量が減ります。

しかし、わき汗が減ったとしても、ワキガ体質を根本的に治したことにはなりませんのでご注意ください。

ワキガ体質を治したい場合は、アポクリン腺そのものを取り除く「直視下摘除法(剪除法)」の手術が必要です。

ただし、わきを切開するため術後はダウンタイムが発生します。

傷口の痛みや腫れがあり、腕を激しく動かせないなど制限がかかります。

また、抜糸まで約1週間、1カ月後に経過チェックと長い期間が必要という点もあり、手軽さを考えるならボトックス注射を打つほうがおすすめです。

ちなみに、ボトックス注射の効果は術後約3日~1週間で実感され始めます。

多くの場合、約半年間はわき汗の量が減少するため、ワキガ臭が気になる方は発汗量が増加する夏前に一度注射をしておくといいでしょう。

ワキガの手術と気になる術後は?

まとめ

一度分泌された汗や皮脂は皮膚常在菌によって分解され、雑菌の繁殖や酸化することによって臭いが強くなります。

ボトックス注射はわき汗の量(エクリン腺からの汗)を抑制してくれるので、多少は臭いの抑制効果につながるでしょう。

しかし、注射をするだけでは根本からワキガ体質を治すことができないので、ほかの施術方法も検討しつつ、一時的な対処法として施術を受けるのもいいでしょう。

施術にあたっては診察やカウンセリングを受けて、自分が納得したうえで受けるようにしてください。

当サイト「体臭ラボ」を運営するオドレート株式会社は、世の中の体臭の悩みを解消すべく埼玉県の理化学研究所敷地内で体臭に関する研究開発を行っています。

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