体臭予防にはお風呂が大切!今日から始めるにおわない体質作り

体臭は、人によってもコンディションによっても強さが違ってきますが、臭いに敏感な方であれば年中気になるものでしょう。

体表ケアとしてデオドラント用品を使うのは効果的ですが、体内ケアとして臭いの元となる成分を体から排出することも必要です。

そこでおすすめしたいのが「お風呂」です。

ここでは、体臭対策として有効なお風呂の入り方をご紹介いたします。

体臭の予防にはお風呂が良い理由

では、そもそもお風呂がなぜ体臭予防になるのでしょうか?

現代人の汗腺機能と一緒に、その理由をご説明します。

体臭は遺伝や毎日の生活で出る汗などが原因なので誰にでも少なからずあるものです。

もちろん個人差がありますが、日々の生活環境や食生活によって後天的に変化していきます。

現代は、空調設備が整った環境で長時間過ごす人が多いため、体が体温調節のために発汗する機会が減ることで汗腺機能も低下。

その結果体内の老廃物が汗腺から分泌されないために、体臭が強くなってしまう傾向にあります。

汗は体内に溜まる疲労物質(乳酸)などの老廃物を流し出す役目があるので、汗腺機能の低下は改善したほうが体にとってメリットは大きいです。

そこで、体を温められて汗腺機能を刺激できるお風呂が良いというわけです。

効果的に体臭を予防する入浴方法

体臭予防には、疲労物質を体に蓄積させないことも大切です。
そのためには、良質な睡眠も必要となります。

お湯の温度が高いと交感神経が刺激され目が覚めてしまい、自然な入眠を妨げてしまいます。

湯船にためるお湯は40度くらいに設定し、入眠90分前には入っておくようにすると入眠時にベストな体温になりす。

肌の乾燥や脱水症状を防ぐためにも、湯船に浸かる時間は10~15分程度にしましょう。

また殺菌作用のある重曹、クエン酸、ミョウバンを入浴剤代わりに入れたり、緑茶風呂やヨモギ風呂などを試したりするのも体臭予防に効果が期待できます。

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お風呂に入って体臭悪化?入浴のときの注意点

体臭対策として効果的な入浴ですが、入り方を間違えると体臭の悪化につながってしまいます。

では、どんな入浴方法が体臭を悪化させる原因となってしまうのでしょうか?

体の表面を洗いすぎている

臭いの元は汗や皮脂なので、体を洗えば洗うほど体臭を軽減できると思いがちですが、実は洗いすぎは逆効果なのです。

肌をゴシゴシ洗いすぎると皮膚上の必要な皮脂までをも落としてしまい、肌はうるおいを取り戻そうと過剰に皮脂を分泌します。

これにより肌がベタベタになり、さらにそれを常在菌が分解することで体臭の発生につながってしまいます。

髪の毛を生乾きにしている

髪を洗ったあと、ドライヤーの熱で髪が傷むから、もしくは面倒だからという理由で髪や頭皮を生乾きのままにしておくという人も少なくありません。

このような頭髪環境もまた菌の繁殖を促進し臭いを発生させる原因となります。

髪が濡れたままの状態では臭いも付きやすくなりますので避けましょう。

とくに、加齢臭やミドル脂臭は頭皮からもよく臭うため、きちんと髪の毛を乾かすことが必要です。

どうしてもお風呂に入れない日の対策

残業などで帰宅が遅くなると、お風呂に入ることが体臭予防になると分かってはいても、どうしてもシャワーだけになってしまう日もありますよね。

もしシャワーだけになる場合は、首周りや額、背中、わきなど、皮脂腺が多く汗もかきやすい部分をボディソープや石鹸の泡で入念に手洗いしましょう。

ニオイの発生箇所は年代で変化しますので、20代まではワキ汗臭、30代はワキ+首周りや頭皮からのミドル脂臭、40代からは胸や背中、頭(頭皮含む)の加齢臭を意識してシャワーで洗い流すと、体臭を軽減できるでしょう。

また、お酒を飲みすぎると、体内で発生したアセトアルデヒドのために体臭が悪化します。

遅い帰宅となってしまってもなるべくシャワーだけは浴びておくと、翌日の体臭が軽減されるでしょう。

まとめ

体臭は、年齢や生活習慣によって変化したり強くなったりするものなので、“エチケット”として体臭改善に取り組むことは必要でしょう。

お風呂に入ることで老廃物を洗い流して汗腺の機能を活性化することは、日々続けていけば体質改善にもつながります。

自分の体臭を気にしすぎると、仕事や対人関係で集中できないなどさまざまな弊害を生み出すことになります。

「毎日お風呂に浸かる」という方法でゆるく体臭対策を始めてみてはいかがでしょうか。

▼ワキガ臭・加齢臭・汗臭・ミドル脂臭など主要8種類の特徴や確認方法、対策方法を下記の記事で解説しています。

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