夏が近づいてくると女性の方はノースリーブの衣類を着られる機会が増えるのではないでしょうか。
コーディネートの幅も広がり、涼しく過ごせるのがメリットですが、ワキガ体質だと、ベタついた汗や臭いが気になって気軽にノースリーブを着られないのが悩みどころ。
ワキガの人はノースリーブを着ても大丈夫なのか。
着る場合はどんなところに注意すればいいのか。
夏のファッションを楽しむための、素材やインナー選び、臭い対策をご紹介します。
▼ワキガ対策に関して詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
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ノースリーブを着ても大丈夫?
ワキガの人は洋服のわきの部分がワキガ黄ばみやすいので、ノースリーブを着た方が洋服にダメージを与えるリスクが減りますし、わき部分に布がないため、通気性が良く、嫌な臭いがこもらないというのもメリットのひとつです。
ノースリーブを着て周りに迷惑がかからないか心配になりますが、脇汗はすぐ拭けば大丈夫ですし、デオドラントアイテムも使えば、臭いも防げるでしょう。
ノースリーブのおすすめ素材やインナー
ノースリーブのおすすめ素材やインナーをご紹介します。
吸水性や速乾性に優れた素材を選ぼう
ワキガの人は、吸水性や通気性、速乾性に優れた素材のノースリーブを選ぶようにしてください。
吸水性が悪く、速乾性の低い素材でできたノースリーブを着てしまうと、脇だけでなく背中や胸まわりなど、広範囲に汗が溜まって悪臭を発生させる原因になりかねません。
常にサラッとした状態を保てる高機能な素材を選ぶうようにしましょう。
避けたい素材
一番避けたい素材は、ポリエステルです。
洋服や寝具など幅広く使われる素材ですが、吸水性と吸湿性が低いので、汗を吸収できず蒸れやすい環境を作りやすいです。
ワキガが悪化する可能性もあるので、ポリエステル100%のようなタイプは注意が必要。
また、ポリエステル以外にも素材自体が硬く、生地に柔軟性がないようなものは避けましょう。
脇汗をかいた時に吸収せずに弾いてしまう可能性があります。
汗吸収パッド付インナー
ノースリーブが、レース系や薄手の化学繊維のものであれば下にインナーを着てしまうのオススメです。
汗吸収パッド付インナーは、脇汗をキャッチできるよう布面積が大きく設計されているタイプで、脇汗対策インナーとして大活躍します。
脇汗パッドが最初から付いているようなものなので、こまめに汗を拭かなくても一定の清潔感は保てるでしょう。
わき汗や臭いケアのポイント
わき汗や臭いケアのポイントについてご紹介します。
デオドラント用品を使う
夏は汗が大量に出る季節、いつも以上にワキガのケアを行わなければなりません。
ノースリーブを着てる時もそれは同じで、基本的にデオドラント用品は常に持ち歩くようにしてください。
香りでごまかすようなタイプではなく、殺菌効果や汗腺を引き締める収斂作用があり、消臭性に優れているものを使用しましょう。
ロールオンタイプのアイテムは、効果が長持ちするのでおすすめです。
汗をこまめに拭き取る
また脇に汗をかいたら頻繁に拭き取るようにしてください。
ワキガの人はデオドラント用品だけでなく、ハンドタオルも常に携帯しておくと良いでしょう。
シートタイプのデオドラント用品であれば、脇の匂いをケアしながら脇汗を拭くことができるので非常に便利ですので、ノースリーブを着ている時にはこういったアイテムを活用しても良いでしょう。
脇汗を放置せず常に清潔に保つことで、ワキガの匂いを最低限に抑えることができます。
まとめ
ワキガだからといってファッションが制限されることはありません。
適切な素材を選び、こまめにわきをケアすれば臭いを予防できます。
デオドラント用品やハンドタオルを常に持ち歩き、こまめに臭いの元になってしまう皮脂や脇汗を落とすといった、これらを徹底すれば、臭いの改善だけでなくワキガ原因の汗じみも予防できるでしょう。
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